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リバウンド
− REBOUND −


減量前(体重が増えている時)のあなたの生活パターンでは、エネルギーを多く摂りすぎています。いくら減量したとしても元の生活パターンに戻ってしまったら、また体重は増えてしまいます。リバウンドを防ぐには元の生活パターンと決別する覚悟が必要です。
それではどの様な生活パターンを実践すれば良いのでしょうか?
その答えは実は減量時の生活パターンにあるのです。減量はダイエット(摂取エネルギーの抑制)と運動(消費エネルギーの増加)によりエネルギーの合計をマイナスにすることで可能となります。実はリバウンドを防ぐ際にもこの方法があてはまるのです。しかし減量時の様な厳しい管理ではなく、現状を維持するための、減量時に比べれば緩やかな管理となります。肝心なのは減量時に実践していた生活パターンを減量終了後もうまく生活に取り入れることなのです。


リバウンドの仕組み

リバウンドは摂取エネルギーの過多により起こりますが、実際の仕組みはあまり知られてはいないのではないのでしょうか?ここでは簡単にリバウンドの仕組みをご案内します。


体脂肪コントロールのメカニズム

脂肪細胞からレプチンが分泌

脳の視床下部のセンサーを通過

血中のレプチン濃度の
増減により体脂肪量をモニター

体脂肪を適正値にコントロール

体脂肪のコントロールには脂肪細胞から分泌されるレプチン*1が大きく関与しています。この量の増減により体はその生理機能を調整します。



減量による生理機能の変化

体脂肪が減少

脂肪細胞からレプチンが分泌
減量により分泌量が減少

脳の視床下部のセンサーを通過

血中のレプチン濃度の増減により
体脂肪量をモニター
レプチン濃度が減少

体脂肪を適正値にコントロール

体の生理機能を調節

食欲増進、消費カロリー抑制
摂取カロリー増加、基礎代謝の減少

体脂肪の増加
リバウンドの発生


減量により体脂肪が減少すると、当然レプチンの量も減少します。この状態で脳の視床下部のセンサーを通過すると、通常より血中のレプチン濃度が低い状態をセンサーが感知、この際体脂肪を適正値*2へ戻すよう司令がだされます。この指示によって体の生理機能を調整させて食欲増進、消費カロリー抑制、摂取カロリーの増加、基礎代謝の減少等をもたらし、体脂肪の増加を促します。これが一般に言われるリバウンドなのです。ここで1つ疑問になるのが、脳の視床下部センサーの感知能力です。減少する際に感知できるのであれば増加したときにも感知し、適正値になる様にコントロールするのではないか?そうであれば肥満にはならないのではないかという事です。しかしこのセンサーは減少した時しか作動しないために問題となるのです。

*1 レプチン 脂肪細胞が分泌するホルモン
体脂肪がからだにどの位蓄えられているかを知らせる役割
*2 体脂肪の適正値 人間は生まれつき遺伝により、体脂肪の適正値は異なります




回避のポイント

リバウンドを防ぐためには、まず自分の摂取エネルギーと消費エネルギーを知ることが必要です。これらの数値を知ることにより食事・運動の内容がきまってきます。基本は減量時と同様な生活パターンを維持することです。それはバランスの良い食事(摂取エネルギーの抑制)と運動量の確保(消費エネルギーの増加)なのです。

食事

ポイントは、減量時に取り入れた摂取パターンを守ることです。それは摂取エネルギーの抑制のために行った偏りがなくバランスの良い食事です。しかし減量時ほどの厳しさは必要ありません。リバウンドを防ぐためには摂取エネルギーと消費エネルギーの収支が±0であればいいのです。

3大栄養素と言われる糖質、脂質、タンパク質をバランス良く摂取することが必要です。理想的な配分は糖質(60%)、脂質(20%〜25%)、タンパク質(15%〜20%)です。加えてミネラル&ビタミン、食物繊維の摂取を心がけてください。

運動

ポイントは、減量時に行った運動を維持し基礎代謝など安静時の消費エネルギーを保ちリバウンドのしづらい体質を作ることです。そのためにはウォーキングやエアロビクスなど筋肉を活性化させる有酸素運動*3と筋肉量を増加させ、消費エネルギーを増やすレジスタンストレーニング*4をバランス良く実施することです。

*3 有酸素運動 筋肉組織を活性化させ基礎代謝を維持する運動
(ウォーキング、エアロビクスetc)
*4 レジスタンストレーニング 筋肉量を増加させ消費カロリーを増やす運動










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