第128回 日本獣医学会学術集会にて岩手大学畜産研究グループが「エンザミン」の免疫機能を高める作用を示唆



 近年、急激な文明発展に伴う反作用として、家畜を含む動物たちにも内外から様々な影響が及んでいます。大気、水質などの環境汚染はいうまでもなく、飼料への添加物、抗生物質の乱用による細菌に対する抵抗力の低下、さらには薬品による副作用など、健康バランスを崩す要因が多く見られます。こうした状況の中で、獣医・畜産学領域では、免疫機能の低下に対して各種免疫賦活剤による療法の研究が急ピッチですすめられています。

 そこで、当社ではヒト用健康食品としての二十数年来の実績をふまえて、赤澤一三博士(元京都大学 微生物学講師)が発見した『エンザミン』を用いて、動物の免疫力を亢進させる目的で、平成10年10月より岩手大学に臨床試験を委託しました。試験結果は、本年10月熊本県にて開催された第128回日本獣医学会学術集会で、「新生子牛のリンパ球機能に対する納豆菌抽出物(エンザミン)経口投与の効果」として以下の要旨で発表されました。

「新生子牛は免疫機能が未発達で様々な疾患に罹患しやすい。この免疫能を早期に賦活化させることを目的として、すでに犬や豚においてリンパ球幼若化能を増強する作用が確認されている納豆菌抽出物である『エンザミン』を用い、新生子牛に対する効果について検討した。各測定数値の結果により、『エンザミン』は直接リンパ球に働くのではなく、生体内でTリンパ球を活性化し、またγ‐IFNを増加させる傾向が見られるなど子牛の免疫能を高めていることが示唆された。

 この臨床結果をうけて、現在メーカー各社と協力して『エンザミン』の市場における利用、普及を進めております。



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